こんなになるまで

新しいデザインやワン書体印鑑の下書きには、原始的ですが「紙」と「鉛筆」を使っています
訂正は消しゴムで済みますし、ちょっとした肉付けもが容易、何よりパソコンよりも目が疲れないのがいい（笑）
直接パソコンで作業するよりも暖かみが出ると思うのですよ
機械は所詮機械ですよね

ずっと作画をしていたらば、いつの間にか鉛筆がこんなに短くなっていました









学生時代は（中学ではシャーペンを使っていたので、小学校の頃かな？）こんなに短くなるまで使ったことがなかったなぁ・・・
やはり大人になって、仕事となると意識が違うのだろうか？
今の意識が学生時代にもあったら違う人生に・・・後の祭りですね（苦笑）

似顔絵も様々

このところ何故か「似顔絵印鑑」の注文ラッシュ
それも急ぎの仕事が多くて、気ばかり焦ってなかなか進みません（汗）

いつも似顔絵を描くときに心がけていることがあります
１．女性は笑顔で・オメメぱっちり♪
２．男性は若々しく・凛々しく
３．お子様は可愛らしく

問題は生まれたばかりの赤ちゃん（苦笑）
まだ顔の個性がはっきり定まっていないので、けっこう難しいんですよ
それでも最近ではかなり慣れてきて、お客様にも喜んで頂いていますが、初めの頃は正直辛かったぁ・・・
日々自分のスキルが上がっていると感じるこのごろです（たまには自画自賛もイイですよね？）

色々な所で売られている印鑑

先日TVを見ていたら、観光地で外国人の観光客向けに印鑑が売れているのだとか
自分の名前を漢字に充てて、様々な印材の中から気に入った物を選び、その場で彫刻してくれる
おみやげにうけているのだとか
ただ、そのTVを見ていると、機械彫りでただ単に彫刻しただけで、特に仕上げをしているようではありませんでした
コレだと文字のバランスも悪いし、何より捺印した際に鮮明な印影を得ることが出来ないんだよなぁ

以前当社が製作を依頼していたところも、仕上げがあまりよくなく、検品時にこちらで手直ししてみたり再製作を余儀なくされたりしたものです
一見機械で簡単に作れるようにも見えますが、肝心なのは仕上げの作業
コレばっかりは機械に任せられませんので、一点一点商品を見ながら熟練の手作業で仕上げられていきます
今製作を依頼しているところでは、殆ど検品も必要ないほど素晴らしい出来（検品はしてますが）
見る人が見れば分かるよい商品です

一見さんの観光客相手とは違い、末永くお付き合いいただくお客様ですから、変な物はお渡しできないんですよ
喜んでいただいて、また御注文いただく、他のお客様を紹介していただく
当然のことですが、コレもまた商売の秘訣ですよね

商品の発送

今日も残業して、せっせとデザイン作業を行っています
何とか今月中には通常業務に戻れるよう、スパート中です（前にも書いたような・・・苦笑）

さて、当社でご注文いただいた方への商品の発送は、通常郵便で行っています
取り扱っている商品が、小さな物であることから、その送料が一番安く済むのです
以前趣味でオークションをしていたとき、ほとんどの方が普通郵便を希望されました
何しろ単価の安い商品ですから、宅配で500円以上の送料を負担することに抵抗があるんでしょうね
郵便事故の可能性を考えると疑問符も付くのですが、宅配にも多かれ少なかれ付いてくる問題でしょうし、今まで発送していて、実際に深刻な問題はありませんでしたので（軽度の問題は幾つかありましたが）現在そのまま変更することなく郵便でお送りしている次第です

ご希望の方がいらっしゃしましたら、宅配での発送も考えさせていただきますので、ぜひおといわせくださいね

ワン書体印鑑の作り方－その３－

さて、下絵が済むとそれをスキャンしてPC上で清書し、下請けに出す版下を製作します
ただ単に下絵をなぞるのではなく、清書をしながらまたバランスを微調整
こうすることで、下書きでは分からなかったバランスの狂いが見えてきます

されに清書の済んだ版下を、実際加工するサイズにしてプリントアウト
その原稿を見て、更にバランスを調整し、やっと清書が完了です

後はそれを下請けに出し、仕上がってきた商品を実際に捺印して狂いがない確認の後発送します

・・・ふぅ・・・

結構手間が掛かっているでしょう？
こうして一つづつ作り出される「ワン書体印鑑」
どうしても他の商品よりも納期の掛かることが多いのですが、お手元に届きましたら末永くかわいがって下さいね